先日の実験発表に引き続き、
今日は、
保管状態が悪い竹パウダーを使っても、
大丈夫なのか?
これを実験してみた結果です。
実験者は、中川真輝氏。
ASIA GAP指導員
山口、大分農業大学校にて指導しておられます。
そもそも黒くなっているのは、
カビが生えたのか?
それとも何かの化学変化を起こしているのか?
開封してからしばらく時間がたった時、
なんだか中身が黒くなって、
腐っちゃったの~??
という状態になることがあります。
真っ黒く変化したのを初めて見た時には
ひょえ~~~~!
と、おののきました。(笑)
成分分析をしてみないと分からないけど、
まずは使って大丈夫かどうかを
実験してみよう~!
と、試していただきました。
実験条件は?
比較対象は、3種類です。
・慣行栽培
・竹パウダー
・黒パウダー
※黒くなってしまったものを
仮に「黒パウダー」と呼びます。
栽培期間
6月1日~7月2日
前回の小松菜比較実験に、
次の2種類が加わった結果です。
・黒パウダー混ぜ込み
・黒パウダーマルチ
今回は特に、
竹パウダー Vs 黒パウダー
という実験結果ですから、
慣行栽培の写真を最初に掲示しますね。
分かりやすく、
全ての写真に①~⑤の番号を振ります。
①慣行栽培
少し化学肥料を使い、
さらに栽培の途中で、
少し液体肥料を追肥。
混ぜ込みで比較
土に混ぜ込んで使ったらどうなるか?
という実験です。
前回公開した結果では、
慣行栽培より竹パウダー混ぜ込みのほうが
根はりがいい!
という結果でしたね?
②竹パウダー混ぜ込み
前回の実験結果通りです。
慣行栽培よりはちょっといい。
③黒パウダー混ぜ込み
おや?
案外、思ったよりできてる?
②竹パウダーよりは残念だけど
①慣行栽培よりはよくできてるような??
ということは……
もしかしたら、
黒変していても使えるし、
慣行栽培よりはよくできるのかもしれない??
と考えられますよね?(#^^#)
マルチで比較
では次に、
土の上に竹パウダーを置く、
マルチではどうなのか?
これを比較しましょう。
前回の結果では、
竹マルチが断トツ◎でしたね?
④竹パウダーマルチ
これは先日公開した結果通り。
慣行栽培よりはよくできています。
⑤黒パウダーマルチ
なんと!!
これもそこそこ育っているではありませんか!
④竹パウダーマルチには
劣るかもしれませんが、
混ぜ込みの②、③よりは
明らかに出来が良いです!
根の張り具合も①慣行栽培に比べたら、
上出来だし、
葉もしっかり育っています。
この比較実験の結果は?
つまり、こういうことでしょうか?
「保管が悪くて黒くなっちゃった!」
と思っても、十分使えるのかも?
しかも、
黒くなっても、
慣行栽培よりはずっと良くできる!
もちろん、
「この実験での条件下では、」
ということですので、
全ての面において大丈夫!
とは、言い切れません。
ビニールハウス。
かなり暑くなったこの時期。
プランター。
などの条件下での結果です。
実験結果からの感想
しかし、少々古くなった竹パウダーでも、
捨ててしまうのはもったいない。
マルチとして土の上に置けば、
十分効果が期待できる!
というのが、
この結果を見た上での、
筆者の感想であり、結論です。
たけふぁむでは、
この【竹から生まれた本当に安全な肥料】を
より安心してお使いいただくために
これからも実験を重ねてまいります。
おいおい、
続編を公開していきます。
どうぞお楽しみに。(*^^)v
追伸
たけふぁむの竹パウダー、
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実験と結果がわかりやすく書いてありますね。小学生にでもわかるように説明するというのは技術がいる作業ですね。
竹パウダーの宣伝にもなるけど、これを見た誰かが夏休みの自由研究に使うかも!
ありがとうございます!
自由研究ですか、使ってもらえたら楽しいですね。(*^^)v